薄い白トップスに、超絶テキトーな裏地をつけて初夏を乗り切る作戦。
春夏の白い服問題。
春夏って、無地の白い服が増えませか?
私は、白ブラウス、白シャツ、白パン、白ロングスカートなど、上下どっちか白のことが多いです。合わせやすいので。
でも、絶対みんな悩みますよね…
汚れやすいことはもちろん、もはや男女問わずだと思うんですが、
無地の白い服は気をつけないと透けます。
絶対に中のインナーは濃い色のものを着てはいけないとか。
色々と気を遣うわけです。
今回は、形は気に入っているのに生地が薄くて、なおかつ透けるのを防ぐのにちょうどいいインナーが手持ちでないがゆえに、持て余していた白トップスのお話です。
結論から言いますと、そんなに気にならない背中側は置いといて、前側だけ無理やり裏地をつけました。所要時間40分程度。
それはもう、即席でテキトーかつ、間に合わせ感が半端なく、洋裁上手な方や、洋服に愛情がある方から見れば許しがたい愚行ですが(;´∀`)「丁寧に作らなきゃ」と時間や材料を調達する手間を惜しんで、これを着るシーズンが終わっていく…というのが目に見えるようだったので…。
タンスの肥やしになるくらいなら、イジってしまえ!という思いで「えいや!」とやってしまいました。一応なんとかなった為、その一連の暴挙をお伝えします(笑)
使えそうで使えない、しまむらの白トップス。
こちらは、実家の家族から「買ったけど似合わなかったからあげる」と言われた「しまむら」のトップスです。
春ニットで七分袖なので、半袖だとまだ寒い時に一枚で着れる便利なデザイン。袖もフワッとしているし、裾の長さが前後ろ違うのも今風でいいなと。
本当に一枚で着れるなら大活躍しているところなんですが、これ…微妙に生地が薄いんですね。一見大丈夫に見えたんですが…。
しかも、首元が詰まっているデザインなので重ね着もしにくく、タンクトップとか合わせてそれがうっすら透けると、首元のラインが二重になって変です…
かといって、これに合うインナーを探すのも、一から作るのも面倒くさい…。(というか、洋裁は超ビギナーで挫折したので作る技術がない)
ということで、手に取りたいけど手に取れない存在として、この白トップスはクローゼットに鎮座しておりました。本当は春がいちばん活躍する服かと思いますが、もはや初夏になりつつあり…
どうせ着ないんなら、テキトーでもいいから直してみよう、しまむらだから安いし!(そもそも貰い物だし!)と夕暮れの夕食支度前までのタイムリミット付きでスピード対処を試みた、というわけです。
すごくテキトーに裏地をつける。
背中側はそんなに気にならないので、胸側にだけ薄い裏地をつけることにしました。中側だからどうせ見えないし、透けずに一枚で着られて、ある程度洗濯に耐えられるならそれでいい、とにかく今!やってしまおう!と余り布ボックスをガサゴソ捜索。
とりあえず見つけた薄い布をチョイス。結婚式のウェルカムコーナーを作った時に100均で買ったやつの余りかと思われます。
一応洋服の裏地っぽい、白い薄い布です。もうちょっと厚い白布もありましたが、あんまり分厚いのだともたつくし、暑いから着なくなるな…と思い、薄い方にしました。
これを、裏地をつけたい場所に当ててみました。
うーん、この段階でギリギリだから、端の処理とかしたらたぶん小さくなるな…。うん、布足りてない(´Д`)
でも私は思いました。「もういいや」と。(←暴挙のはじまり)夕食準備が迫っています。だいたい隠れればいいわけだ!よーし、なんとかしてみよう!と。
一番ずれて欲しくないのは、この首元。ここがズレると目立つから、鉛筆でなぞっておきます。(チャコペン見つからず、これまたテキトー)
曲線部分は切り込み入れときました。
で、切りっぱなした布をグルーっとジグザグミシンしてほつれ止め。薄い布だから縫いにくいし、もうほつれなきゃいいや、くらいの勢いでザーッと。粗い縫い目で曲がるのも気にせずザクザク縫います。
首元ラインだけは、縫い代を折った上から縫っておきました(下図)ここさえ丈夫ならなんとかなる!
トップス本体にこれを縫い付けたいんですが、縫い目が見えたら嫌なんで、裏返したら見える、ポコっとしてる部分につけちゃおうと考えました。
まずは、真ん中の首元に合わせて縫っちゃいます。私は際をミシンで縫いましたが、仮縫い程度の手縫いでもいいはずです(^^♪
真ん中が縫えたら、表に返して一旦着てみます。んで、「ここが固定されてたらいいかなー」ってところを安全ピンで留めて、気をつけながら脱ぎます。
裏地の布はもともと足りてないので、全部きっちり縫い付けるのは無理なんです(爆)だから、ところどころ手縫い固定。
粗めの手縫いの方がいいです。合わなかったらすぐ解けばいいので。
このくらい粗いです(笑)
布が足りなくて届かないところなんか、二本どりした糸でつなげちゃった。
制服とかの「スカートとスカート裏地をつないでいる糸」の感じです。暴挙が暴挙を生みました(笑)でも、意外とこれでしっかり固定されます。
いざ、裏返して着用!!(着用後、ずれなどを調整)
うん、透けない!なんとかなる!
ちゃんと裏地の役割を果たしてくれました!中がテキトーでも、どうせ前からはあんまり見えないんで。これで一枚で着れます。1度ネットに入れて洗濯しましたが、縫製が超テキトーでも中側なら意外にほどけないもんです(^O^)/
まとめ:手芸のりでもいけるかも?
ふと思ったのですが、これだけ雑でもいいなら、たとえば、ミシンがない人や裁縫が苦手な方でも、薄い布を買って、それを透けたくない部分に「裁ほう上手」みたいな手芸のりで貼ってしまっても何とかなるんじゃないかな??
最近これCMでよく見ます~。ボンドで有名なコニシの商品だったんですね…。今のところ、手芸ボンドって洋服には使ったことないんですが、洗濯もできるなんてすごいですよね。
古着屋とか行くと、意外と可愛い白いブラウスなんかがたくさん売っているんですが、「これ、透けて着ないから手放したんじゃないかな〜」なんて思うものが多いんですよね。テキトーでも、裏地をつけることができたら、白くて可愛い商品を安くたくさん仕入れられるんじゃないかな、と思ったり。
手放したり、着ないでタンスの肥やしになるくらいなら、ちょっと裏地つけてみよう!と思いました。もちろん安い洋服でね。(高いやつはイジりたくないし…)
次回やるときは、もうちょいマシなクオリティでできるようにしたいです。
(せめて、布は足りるものを使おう 笑)
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