三ヶ根スカイライン〜あじさいと空、そして廃墟〜
三ヶ根（さんがね）スカイラインは、あじさいの里から5分程度で行けるドライブスポットで、7万本ものアジサイが咲いていることから「あじさいライン」とも言われています。（以下は無料配布チラシの一部を拡大したものです）
あじさいの里がある蒲郡市からお隣の西尾市幡豆町にまたがっています。このことを知らないまま入場したので、知らない間に西尾市に入っていてびっくりしました(笑)
道のりは5km程度でそんなに長くありません。7万本あじさいが咲いているといっても、5kmもの広い道の中で7万本なので、道路を走っていても「あじさいの道だ～！」って感動するほど乱れ咲いているわけではなかったです(._.)
でも、空の爽やかさと、海が見える街を一望できる広大さ、あじさい道を走る爽快感と、お盆時に感じるような歴史の重み？と、何とも言えない殺伐とした気持ち（爆）を同時に味わえる不思議なスカイラインでありました。
結果として、行ってよかったと思っていますのでご紹介させていただきます。
- 三ヶ根スカイラインの詳細
- 「あじさいライン」の実態
- 第１見晴台からの景色が素晴らしい
- こんなところに墓地が！？
- 廃墟がいっぱい～殺伐気分でドライブ～
- 三ヶ根スカイラインも「あじさい祭り」あり。
- 三ヶ根スカイラインまとめ
三ヶ根スカイラインの詳細
◆料金
・軽・小型・普通車…420円
・二輪自動車…270円
・マイクロバス…1,070円
・大型バス…1,730円
◆営業時間：8:00～20:00
◆概要：国道247号の西尾市幡豆町から形原温泉（蒲郡市）に至る、標高326mの三ヶ根山の尾根に作られた5.1kmの有料ドライブウェイ。
「あじさいライン」の実態
まぁ、ドライブロードは最後までだいたいこんな感じです。
緑の続く道が開けると空や海が見えます。道はグネグネしていますが、狭かったり足場が悪くて走るのがコワイ…みたいな道はなくて、これなら私でも運転できるかな？という道でした。
「あじさいライン」…たしかにあじさいは両サイドに咲いていますね。でも、正直、あじさいの里に行った後なので、「こんなもんかぁ～」って感じで、そこまでオススメしたいほどではないかな～という感じです。でも、もちろん悪くはないですよ(´ω｀)
あじさいの里側から入り、あっというまに西尾市の終点まで着いてしまいそうになったので、Uターンして2つある見晴台のうち一つに立ち寄ってみました。
第１見晴台からの景色が素晴らしい
私が行って良かったな〜と思うのはここです。駐車場は広くて無料。トイレもありました。空・海が見える場所に木で出来た休憩スペース（ウッドテラス？）があり、そこもアジサイで囲まれていました。
この休憩所と崖になっているところの間に、まるで柵のようにアジサイがいっぱい咲いているんです。それがとってもフォトジェニックで。
この通り、アジサイ越しに、空・太平洋・蒲郡の市街が一望できるんですよ(#^.^#) 見えている島は、竹島かなぁ？？空が少し曇っているのが残念だったけど…
この写真は、後からちょっと加工を入れたんですけど、現在パソコンの待ち受けになっています。私は、待ち受け映えする景色が好きです(笑)
こっちがスマホの待ち受け画面です。なかなかでしょう(*´з`)♪
誰でもキレイに撮れちゃう感じです。
青・紫・白と色合いも豊富ですが、ガクアジサイも咲いていましたよ。
こんなところに墓地が！？
ウッドテラスから奥に入っていくと、なんと、唐突に墓地 ( ﾟДﾟ)
事前情報をいれずに来てしまったのでびっくりしたのですが、「列国七士の墓」という場所のようです。「三ヶ根スカイライン」で検索すると「幽霊」って出てくるのは、この墓地のせいなのか？？ちなみに、墓地の写真は撮りませんでした。
墓地の前にけっこう大きなアジサイ花壇？というか群生区域？のようなスペースがあって、そこのアジサイはすごく生命力が強そうで、サイズが大きく色がくっきり。「あじさいの里」と比べると、野生のあじさいって感じ。
さらに、変わった種類のアジサイ（小さくまとまったガクアジサイ？）や、
色が混じったようなハーフっぽいアジサイも見つけました。
ここはここで、あじさいの里とは違った味わいがありましたよ(^O^) あじさいの里と比べて人気が少ないので、写真を気兼ねなく撮りまくれると思います！
お墓以外にも、観音様や石碑なんかもあり、なんかお盆の時みたいな気持ちになりました。毎年毎年、梅雨と共にアジサイが咲いて、故人の魂を弔っているのかな…みたいな気持ちになります。
廃墟がいっぱい～殺伐気分でドライブ～
この三ヶ根スカイライン、愛知県の観光ページを見ると「温泉のある保養地」があるって書いているんですけど、たぶん、現在ないんじゃ…それ。
三ヶ根スカイラインを通過していると、ところどころ、かつては何かの建物だったであろう倒壊家屋がそのまま放置され、はみ出た鉄筋や崩れたコンクリート、色あせた看板など、栄枯盛衰の空気が半端なく漂う光景が視界にビューンと入ってきます。
そう、THE 廃墟 です。
その倒壊っぷりが徹底的で本当に殺伐としているので、なんていうか、「残念だなぁ～」とか「さびれてるなぁ～」とかを通り越して「異様な感じ」です（爆）お墓を見たせいもあるのかもしれませんが、諸行無常すら感じてしまいます。
まぁ、撤去するにもお金がかかるんだろうけどさ…。三ヶ根スカイライン、愛知県でかなり人気の夜景スポット！って書いてるけど、夜にこれみたら大人はともかく、子どもは恐くなるんじゃないでしょうか…(´Д｀)
三ヶ根スカイラインも「あじさい祭り」あり。
そんな不思議な三ヶ根スカイラインでしたが、今週末に「あじさい祭り」があるようです。物産展とかゲームとか、いろんなイベントがあるみたいですね(._.)
何というか、墓地といい廃墟といい、独特なスカイラインだったので、「まつり」という賑やかなものがどんな風に開催されるのかちょっと見てみたかったです。
三ヶ根スカイラインまとめ
ちょっと独特なドライブスポットでしたが、あじさいの里に車で行く人にはオススメです！車1台420円なら気軽に行けるし、トイレや休憩所などもあります。道のりも長くないので疲れないですしね ♪ 高い空、広い海、そしてあじさい という組み合わせをぜひぜひ楽しんで欲しいです(/・ω・)/
読んで下さった方ありがとうございます。
今週もお疲れ様でした。
よい週末を！！
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